ペルテ混声合唱団

豊島区、練馬区を中心に活動するペルテ混声合唱団のブログです。

2022年9月13日(火) 通常練習

9月13日(火) 南大塚地域文化創造館で練習がありました。


発声練習のあと、この日は「黙礼」の「1.祈る」「2.風」「4.あなた」を練習しました。

 

★「1.祈る」

 

テンポがちぐはぐにならないように、歌う前のブレスを合わせましょう。
24小節、アルトさんの「静かな潮なぎを」は、ソプラノさんとと一緒になるということを意識しましょう。
「歌わされている」と感じる面があるので、一人ひとりが思いを伝えるという気持ちが大事です。
1拍目にアクセントをつけないように注意しましょう。
練習番号Fからは全体的にだいぶ良くなりました。ソプラノさんはメロディを歌う力の持久力が不足している部分があるので、最後まで歌い切ることができると更に良くなります。

 

★「2.風」


16小節の「風の」ソプラノさんのシドレの「レ」の音が難しいので、正確に。
21小節の「星よ」からはピアノが変わるということを感じて歌いましょう。
42小節の「祈る前に」からはフレーズの終わりをしっかり歌い切りましょう。最後の音符を音価分歌い切ることが必要です。
55小節からの「風」は歌う前のブレスを合わせましょう
70小節のアルトさんの「そんな」は同じソの音ですが「な」の音が下がりがちです。「な」が広がってしまうと音が低くなります。「あ」の母音をバスさんと合わせましょう。

 

★「4.あなた」

 

漠然と歌い始めるのではなく、前奏の間に「あなた」を誰に向かって歌うのか、それぞれが考えてイメージしてから歌い始めましょう。
1拍目が強くならないように気を付けましょう。1拍目を弱くするのではなく、アウフタクトをしっかり歌います。
パートそれぞれはやることがちゃんと出来ていますが、全体像をもう少し整理するため、他のパートがどうなっているかを意識しましょう。
「光の輪」の「輪」は和音を表現したいので、減衰せずに3拍分しっかり鳴らします。輪が見えるようなイメージで。
練習番号Jからのフォルテは、自分が制御できない声を使わないようにしましょう。
85小節「黙るしかないのか」のテノールさんの「か」の音は黙礼で一番の難所です。弱くしようと思わない、開いた声を使わないことが必要です。

 

後半はAve Mariaを練習しました

 

★バッハ/グノー「Ave Maria


この曲はこれまでの練習量が少ないので、しっかり頑張って練習していきましょう。
まずは書いてある音を書いてある長さでしっかり歌いましょう。
34小節のAmenの前は間を取ってブレスをするので、焦らず落ち着いて。
最初のAmenは3拍目にかからないようにします(残したい場合はハミングで)

 

カッチーニAve Maria


女声がソプラノ・メゾソプラノ・アルトに分かれるので、誰がどこを歌うかを確認しながら歌いました。


歌い出しの瞬間がしっかり声が出せていません。前奏の最後の小節の3、4拍目あたりで、いつでも歌える体勢にしておきましょう。
40小節、アルトのAmenはインテンポで。
49小節からは、ピアノの間奏につられて強く入り過ぎないように注意が必要です。
53小節の男声のクレッシェンド、54小節の女声のクレッシェンドは、57小節のフォルテに向かってそれぞれ3小節、4小節分をかけてだんだん大きくしていきます。
一番最後のテノールさんのAmenは慌てずに。
ピアノ→メゾピアノ→メゾフォルテ→フォルテと曲の最後に向かってだんだん盛り上がっていきます。曲に慣れて、階段を上っていく変化を出して最後のフォルテはしっかり歌えるようになりましょう。


次回の練習は9月20日(火)、南大塚地域文化創造館 19時~21時です。