ペルテ混声合唱団

豊島区、練馬区を中心に活動するペルテ混声合唱団のブログです。

2022年5月31(火) 通常練習

5月31日(火)、南大塚地域文化創造館で練習がありました。


黙礼の「1.祈る」から練習が始まりました。毎回の練習で言われることではありますが、早く出てしまったり遅くなったりすることを恐れない、間違える経験を繰り返すことによって歌えるようになっていきましょうとお話がありました。特に長い前奏のあとで一番最初に出る女声の部分は大変緊張するところでもありますが、いまズレることを恐れて練習していると、本番でズレるそうです。所々で助演さんがお手本を見せてくださるので、団員は大変勉強になります。

 

「1.祈る」のあとに休憩をはさんでアルカデルトのAve Mariaを練習しました。ひとりひとりがいい声を響かせることと、音楽的な部分やハーモニーを両立させることが大事ですが、難しい所でもあります。音符の一つ一つが切れてしまわないように、先生が「回転寿司が流れてくるイメージで」とおっしゃったところ、母音がよく繋がりフレーズが流れるようになってきました。


Ave Mariaのあとは黙礼に戻り、「1.祈る」の後半を通して歌ったあとに「2.風」を練習しました。一度通して歌ったあと、最初のほうから細かいフレーズで練習していきました。黙礼でも母音が繋がるよう回転寿司のイメージで歌うことが大事です。また中盤のピアノの伴奏にも注目してみました。21小節の「ほしよ」から伴奏の形が変わります。石塚先生のイメージは、21小節までは佇んでいる、それ以降は前に進んでいくイメージだそうです。全員が同じように感じる必要はありませんが、一人ひとりが情景を感じてそれぞれのイメージを持つことが重要です。33小節からはピアノは3連符、合唱は8分音符で進んでいきます。3連符の伴奏にのって8分音符で歌うのは技術的にも難しいところです。ピアノを意識しつつ、次の和音を予想しながら歌うこと、3連符につられて8分音符が短くならないようにすること(特に最後の音)が大切です。

 

次回の練習は、

6月12日(日) 雑司が谷地域文化創造館 音楽室 19時~21時 です。