ペルテ混声合唱団

豊島区、練馬区を中心に活動するペルテ混声合唱団のブログです。

2022年6月12日(日) 通常練習

6月12日(日)雑司が谷地域文化創造館・音楽室で練習がありました。

 

黙礼は「1.祈る」から「4.あなた」までを練習しました。ここ何回かの練習で助演さんが多く来てくださった影響で、「それぞれがしっかり歌う」という気持ちの持ち方の面でいい効果が出てきていると先生からコメントをいただきました。ただやはり後半になるにつれだんだん自信がなくなっているように聞こえてしまうというご指摘もありました。歌い終わったら謙虚に振り返る気持ちが必要ですが、歌ってる間は最後までしっかりと自信をもって歌うことが大切です。

 

「1.祈る」は、やはり50小節からの音符の細かくなるところが走ってしまう傾向があるため、リズムを感じるため裏拍で手を叩きながら歌って練習しました。

 

「2.風」では、音はだいぶ取れているので、そろそろ自分以外のパートやピアノの伴奏にも興味をもって歌うようにしていきましょうとお話がありました。

 

「3.「命」よ」は、最後まで力尽きない、最後まで設計図をイメージしながら歌うことを意識して練習をしました。この曲は後半になってくるとだんだんきつく感じる部分もありますが、心が折れずにしっかり最後まで歌うという意志も大切です。言葉の横のつながりを忘れてスタッカート気味になってしまいがちなので、マルカートになるようにゆっくり歌ってみる練習をしました。最後の音が短くならないように気を付けることも必要です。

 

「4.あなた」では、合わせるのに集中しすぎると無機質な演奏になってしまうので、生きた旋律にするため、合わなかったりズレたりすることを怖がらずに練習していきましょうとご指示がありました。歌い出しを明瞭に、伸ばすところは消えていかずにしっかり伸ばす、デクレッシェンドがモレンドにならないようになどに気を付けながら練習しました。また「光の輪」「星と星」などのフレーズはそれぞれが情景を思い浮かべて歌うようにしましょうと先生からお話がありました。

 

「4.あなた」を歌っている途中に、CacciniのAve Mariaの練習を挟みました。音はだいぶ身に付き始めてきたので、和音を確認するためゆっくり歌ってみました。長い音符は音を伸ばしているうちに音が合ってきますが、短い4分音符は和音が決まる前に進んでしまうなど課題が見えてきました。自分のパートだけではなく、他のパートまで含めて和音で考えられるように練習していきましょうと先生からコメントがありました。また最後のテノールのアーメンの部分が、短調の曲なのに最後の音だけ長調の和音(長三和音)で終わることを「ピカルディ終止」ということを教わりました。

 

次回の練習は6/21(火)、雑司が谷地域文化創造館 19時~21時です。