ペルテ混声合唱団

豊島区、練馬区を中心に活動するペルテ混声合唱団のブログです。

2022年7月26日(火) 通常練習

7月26日(火)、雑司が谷地域文化創造館 音楽室で練習がありました。


発声練習のあと、上田益さんのAve Mariaから練習を始めました。最後まで一度通して歌ってみたところ、音はよく取れているというお褒めの言葉をいただき、その先のハーモニーを作っていく段階に移っていきましょうとお話がありました。ユニゾン部分は特にシビアで、ちょっとでもずれるとすぐにわかってしまいます。ユニゾン部分を歌ってみると、だんだんみんなで一緒に音が下がってしまう傾向があることがわかりました。1つ下がって1つ戻る部分(ラソラの2回目のラなど)・同じ音が続くところ・伸ばすところ・下降形になっているとところは音が下がりやすいポイントのため、意識しながら繰り返し練習しました。ハモる部分では、「和音にはそれぞれ役割がある」ということを意識しながら歌ってみました。また文字がたくさん出てくると遅れてしまいがちなので慣れていきましょうと先生からコメントがありました。


「黙礼」は「1.祈る」と「2.風」の2曲を練習しました。


「1.祈る」では、そろそろ本番を見据えて考えていくと、「歌っている」というより「指揮を見てそれに合わせて歌わされている」ように感じると先生からご指摘がありました。「正しく歌わなきゃ」「間違えないようにしなきゃ」という意識で歌っていると、音程やリズムが合っていたとしても面白くない演奏になってしまいます。私たち自身が一人ひとりがこの曲をどう伝えたいかという意識をもって、しっかり歌うことが大切です。技術的な面より、まずは気持ちの問題!です。音楽を作るのは私たち自身という意識を持ってしっかり歌っていきたいです。


「2.風」の冒頭では、ピアノの前奏が作ってきてくれた流れに乗って、自分たちの力で歌い出したいところです。一人ひとりの力でしっかりと歌えるようになってくると、伸ばす音に自信がないと先にいこうとしてしまい長い音が歌い切れていないことが分かりました。2分音符は2分音符分歌う、一つ一つの音を自信をもって歌うことが大事です。66小節の「そんなひとときを」はユニゾンになるため、お互いをよく聴き合うことと、パートが2つに減るのでエネルギーが消えないようしっかり歌いましょうと先生からコメントがありました。自信がない所、音が分からないところ、不安なところこそしっかり歌って確認していくことを繰り返していきましょうと注意がありました。


次回の練習は7月31日(日) 19~21時 雑司が谷地域文化創造館 です。