ペルテ混声合唱団

豊島区、練馬区を中心に活動するペルテ混声合唱団のブログです。

2022年8月16日(火) 通常練習

8/16(火)、雑司が谷地域文化創造館 音楽室で練習がありました。

 

発声練習のあと、上田益さん作曲のAve MariaとJ.S.Bach/C.GounodのAve Mariaを練習しました。上田益さん作曲のAve Mariaは、特に後半が遅くなってしまいがちです。アンサンブルを意識して他のパートを聞こうとしすぎると、自分が歌うのを忘れてどんどん遅くなってしまうということがよくあります。特に15小節からは遅くならないよう各自が前に進んでいくようにしましょうと注意がありました。

 

J.S.Bach/C.GounodのAve Mariaは初めての練習でした。一度通して歌ったあと、言葉の入れ方や読み方を確認していきました。音が難しい所もあるため、確認しながら細かく練習しました。ソプラノさんが最初から最後までメロディを歌うので、一人ひとりがソロのつもりで歌いましょうと先生からコメントがありました。

 

「黙礼」は「1.祈る」から「5.生きる」まですべて練習しました。

 

「1.祈る」では、いま自分の歌っているところだけを見るのではなく、ちょっとずつ先を見ながら歌えるようにしましょうとご指示がありました。

 

「2.風」では、33小節以降ピアノが3連符になる部分の指揮がこれまでは私たちがわかりやすく歌いやすい指揮でしたが、本番に向けて指揮が変わっていくので、戸惑わずに自信をもってしっかり歌いましょうとお話がありました。

 

「3.「命」よ」の前半は、音符と言葉を追いかけるのに必死という感じに聴こえるので、「命」という言葉を大事にしたうえで言葉に重みが欲しいと先生からコメントがありました。後半部分は自分以外のパート(特にバスさん)がどうなっているか、全体を意識できるとさらに良いとアドバイスをいただきました。

 

「4.あなた」はテンポの満ち引きを意識しながら練習しました。言葉を間に合わせようと思って慌てて歌わない、言葉や音符の一つ一つを大事に歌う、しっかり歌ったあとは遅くなってしまわないようテンポを戻すのを忘れないなどの点に気を付けながら、繰り返し練習しました。また後半の4拍子になる部分は、言いやすい子音が強くなってしまいがちな点も注意が必要です。

 

「5.生きる」は20小節の「あざやかな」から遅れてしまいがちなので、遅れないこととと、「あ」をしっかり言うことに気を付けて練習しました。「5.生きる」にも「命」という言葉が繰り返し出てきます。命の「ち」という子音も強くなってしまいがちなので、言葉の前後が埋もれてしまわないように気を付ける必要があります。

 

次回の練習は8月23日(火) 南大塚地域文化創造館 19~21時です。演奏会本番まであと2か月ほどとなりました。引き続き頑張って練習していきましょう!